チャレンジキッチンを経てカフェ開業!夢を実現ステップアップ
- web-ship
- 5月22日
- 読了時間: 5分
更新日:5月23日

▶『i-ships』の記念すべき初回出店者は『Caféりあん』でした。
2024年8月7日水曜日9:00AM沢山の荷物を持って店主と娘さんが扉を開けて入ってきました。
私が店主の伊藤さんと出会ったのは、大阪府中小企業家同友会の女性部会の例会です。
当初、伊藤さんは印刷物製造業の経営をされていました。
初めて会った時の印象は、「可愛くて、小さくて。それでもツンと押されても笑いながら起き上がってくる」あんなに多くの苦労をしているのに笑顔をたやさない。
話を聞けば聞くほど、誰かたすけたって~て心の中で思っていました。
大丈夫?って口では聞けないので、目で聞いていたのですが、全然大丈夫だったようです。(※詳しい話はCaféリアンでランチ頂きながらハンカチ片手にお聞きください。。。)
そして、夢に向かい多くの事に挑戦しながら明確なビジョンを掲げて、学び続けてこられました。
数年前に「障がい者も一緒に働けるおしゃれなcaféを経営したい」と聞きました。
おしゃれなという部分が伊藤さんらしさを表現するんだろうな!
伊藤さんのおしゃれってどんなんだろう?と、とても興味がありました。
そして、ビジョンに向かって働きながらCaféschoolに通い、料理・経営のスキルを磨かれました。
丁度その頃、『i-ships』は完成に近づき、モニターになってくれる店主さんを探していたので、『Caféりあん』にオファーし、ドキドキの挑戦が始まりました。

▶チャレンジキッチンは8月~12月まで月2回のペースでOPEN
コンセプトは「心も体も健康に生きる力を育む」
オーガニック野菜やエコ野菜などを取り入れ安心安全な手作り料理を提供。
店主の心強い相棒は娘のアンちゃん。
ある日、アンちゃんが急いで近くのスーパーに走っていきました。事情を聴くと、ハンバーグにかける大事なソースを忘れたと言うのだ!!!いやいや、笑ってる場合やないヨー私が汗かくわ(笑)
なんとか、OPEN時間には美味しいソースは完成。
普通なら、大変な出来事でも親子で話し合いながら乗り越える姿が微笑ましかったです。
またある日、台風でやむなく営業が出来ない日がありました。
この、どうしようもないけど時間がある時に新メニューのハンバーグを、スチームコンベクションオーブンで焼く、お試しをしました。

結果は、ふっくらジューシーに焼き上がりました牛ミンチもこだわりのお肉を使われていて、『caféりあん』の名物メニューになる事間違いない。

勿論、大事なソースもハンバーグを引き立てて、ご飯もすすむのだ!
スチームコンベクションで調理する蒸野菜は風味や食感がそこなわれる事なく色鮮やかに出来上がります。
この経験をもとに、伊藤さんは自分のお店でもスチームコンベクションを取り入れることを決めました。
熱烈ファンも数人いてOPENと同時に来店される為、キッチンは勿論の事ながらホールも大忙し、運営方法も含め毎回少しずつボトムアップ。
2人で短時間の内に接客しないといけない為、来店者が出来る事は来店者が出来るように仕組みづくりにも余念はなかった。 お客様アンケートも用意され、持ち帰りブラッシュアップ。 親子で次回までに入念な打ち合わせをされている姿が目に浮かびました。
多分、小さな事件は起きていたのだろうが、アンちゃんと力を合わせて笑顔を絶やさず12月までチャレンジし続けました。

いつも「今日も楽しかったね!」と親子して帰っていく、私達への気遣いにも感謝だった。
「融資どうするん?」とか「ほんま、見えないお金が飛んでいくね」とか切実かつ等身大の話をする事も今となっては楽しい時間でした。
▶2025年、『caféりあん』の改装工事がスタート
店舗設計・施工は『株式会社one step』が担当されました。
着工前にonestepの社長が店内パースをみせてくれました。
伊藤さんのイメージ通り、木をふんだんに使った温かい雰囲気と緑が映える優しい白壁。
店の顔である広いカウンターキッチンがお客さまをのワクワク感を盛り上げてくれる素敵で可愛さも感じるデザインでした。
コンセプトのおしゃれなお店が実現します。
社長の笑顔から「このプロジェクトで絶対良い物を作りあげる!」意気込みも一緒に伝わりました。
▶2025年4月13日『caféりあん』OPEN

私達『i-ships』にとっても、本当に嬉しい出発です。 I-shipsのチャレンジキッチンを経てカフェ開業へ!
openのレセプションに早速お伺い。
明るく温かな店内は伊藤さんとアンちゃんそのもの!
キッチン内の導線計画や運営は『i-ships』での経験も活かされています。



▶私の考える伊藤流おしゃれ
そうそう、伊藤さんに聞いた訳ではないが、私の考える伊藤流おしゃれの一つはダイバーシティの実現が自然と出来ていること。
『i-ships』での営業中、車椅子に乗るご主人と車をひく奥様の老夫婦が来店されました。
それに気づいたアンちゃんはすぐに扉を開けて、座りやすいお席に案内。その動きがとてもスムーズで、だからといって過多な対応をする訳でもない。
ご主人は奥様の介助が必要でしたが、お二人とも会話しながらお食事を楽しまれていました。
帰るときは「今度はいつくるの?」と。この老夫婦にとって居心地の良い雰囲気が感じられたのではないだろうか
空間の提供をするのは『i-ships』ですが、店の雰囲気を作るのは店主しかできない。
誰にもマネできないおしゃれポイントを私は発見しました。

又、伊藤流おしゃれポイントを探しに『caféりあん』へランチ行こう!!!!
次のビジョンの話を聞こう!
アンちゃんが作ったケーキ食べたい。

:店舗情報
店名:cafeりあん
住所:近鉄けいはんな線 東大阪市川田3-9-5
アクセス:吉田駅下車 北へ徒歩約10分
営業時間:7:00~17:00
定休日 :水曜日、第2、第4日曜日
Instagram:cafe_lien2025
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